
キッチンリフォームをお得にできる方法が気になってはいませんか?
値上げや物価高が続く今、リフォームをするとしたらより安く、お得にしたいですよね。
実はキッチンリフォームを安くできる方法があるのです。
何も知らずにリフォーム店や工務店にお任せしていると予想以上の出費になる場合も…
今回は物価高が気になるけれどもキッチンリフォームをしたい!そんなあなたへお得にキッチンリフォームができる方法をご紹介します。
キッチンリフォームを安くする方法は施主支給

キッチンリフォームを安くする方法、それは施主支給です。
施主支給とは、住宅設備を施工業者に代わって施主が自ら発注・購入することです。
施主支給は施主自身が品物を用意するため、同じようなキッチン設備を、より安い販売先で購入することで、リフォーム店や工務店を介して購入する価格より安くキッチンリフォームができます。
しかしいくら安いからといってキッチン全ての機器を施主支給することはおすすめできません。
何でもかんでも自分で購入してしまうと施主支給品がキッチンに収まらず、かえって費用がかかったり、工事の手を止めて現場に迷惑をかけてしまったりしてトラブルの原因になります。
せっかくお得にキッチンリフォームができるのだから、トラブルなく気持ちよくリフォームしたいですよね。
ここからは施主支給の具体的な方法をご紹介します。
キッチンリフォームで施主支給ができるのはキッチン機器類
キッチンリフォームで施主支給ができるものは水栓金具などキッチンの機器類です。
キッチンはキッチン本体とキッチン機器類に分類されます。
キッチン本体というのは、天板やキャビネット等キッチンの外側の部分のことをいいます。
キッチン本体はメーカーで製造されるため、施主自らの発注・購入は不可能です。
キッチン機器類というのは、水栓金具・レンジフード・食洗器・加熱機器など電気や水道を通して使用するもので、メーカー製造ではなく他社が製造したものを取り付けているため、施主支給が可能となります。
機器類を全て施主支給すれば大幅値引きが期待できると喜んだあなた、早まってはいけません。
キッチン機器類でも施主支給に向ているものと向いていないものがあるのです。
施主支給に向いている商品を確実に選ぶと、大きなトラブルなくお得にリフォームができますよ。
次は施主支給に向いているキッチン機器類についてお話しますね。
キッチンリフォームで施主支給するなら水栓金具と加熱機器
施主支給には、水栓金具と加熱機器がおすすめです。
キッチン機器であるレンジフードと食洗器は取り付けの際、幅や高さ・排気・キッチン本体とのデザインなど様々な要因が関わってきます。
何も知らずに施主支給してしまうと、せっかく購入した商品が取り付けられないという危険があるのです。
一方水栓金具と加熱機器は、規格が決まっていて、どのキッチンにも比較的簡単に取付ができるようになっています。
施主支給品に水栓金具や加熱機器を選ぶと本来よりお得に、そして現場にも迷惑をかけることなくリフォームができますよ。
施主支給をするときには、ぜひ施主支給品に合った商品を選び、ご自分も現場も気持ちのいいリフォームにしてくださいね。
キッチンリフォームを安くする方法にはメリット・デメリットもあり

キッチンリフォームを安くする方法である施主支給には、メリットとデメリットがあります。
メリットだけにとらわれず、デメリットも確認して自分に合った施主支給を行いましょう。
両方をしっかり理解した上で施主支給を行えば、納得のいく満足なリフォームが実現できますよ。
施主支給のメリットはリフォームが安くなる
施主支給のメリットは、リフォーム業者や工務店が出した見積より安くリフォームができることです。
やはりリフォームは大きなお金が動きますので、少しでも安い方がうれしいですよね。
でも安いということだけに注目してはいけません。
デメリットもしっかり理解しておきましょう。
施主支給のデメリットは取付と保証
施主支給のデメリットとして、取付工事と保証の問題があげられます。
キッチンリフォームの工事はキッチンメーカーが行うため、本来メーカー商品以外のものは取り付けてもらえません。
施主支給品は自分で取り付けするか、工事を請け負ってくれる人を探す必要があるのです。
そして施主支給品はメーカー製造ではないためメーカーの保証もつきません。
自分ではできないし、工事してくれる人のあても保証もないとガッカリしたあなた、朗報です。
施主支給品は、水栓金具や加熱機器のような取り付けが簡単なものであり、かつメーカーと業者の信頼関係が成立していれば、こころよく取り付けてもらえます。
また、施主支給品にはメーカー保証はありませんが、その商品自体の保証が1年間は付いているため、初期不良の際はその保証で補えるのです。
取付方法の問題と保証の問題をよく理解し、自分の納得のいく方法で施主支給を行いましょう。
施主支給を理解し、スムーズに実行するためにはこちらの動画がおすすめです。
より分かりやすく図や表を用いて説明していますよ。
キッチンリフォームを安くするためにおさえておくポイント

施主支給を行うときには、業者へ事前に施主支給の有無を伝えるなどポイントが2つあります。
- 施主支給の有無、品目を業者へ事前に伝える
- 施主支給品の施工説明書を提出する
施主支給は施主にとってはお得ですが、業者にとっては利益が減ってしまうため、いい顔をしない業者が少なからずあります。
施主支給はポイントをおさえて実行することで、施主も業者もお互い気持ちのいいリフォームになります。
施主支給をしたい場合は、前もって施主支給をしたいという旨と、商品を伝えておきましょう。
事前に伝えておくことで、業者とメーカーの連携が早く取れ、スムーズに工事が行えます。
施主支給品は施工説明書を前もって提出することをおすすめします。
施工説明書はインターネットでダウンロードでき、これを提出することでより丁寧なお願いができるようになります。
お得に気持ちよくキッチンリフォームをするためには、お互い思いやりを持って行うことが大切ですね。
まとめ

- キッチンリフォームを安くする方法は施主支給
- キッチンリフォームを安くする方法である施主支給には、メリットとデメリットがある
- 施主支給を行うときには、業者へ事前に施主支給の有無を伝えるなどポイントが2つある
キッチンリフォームを安くするには施主支給がおすすめですが、品選びや業者への頼み方など施主側の理解が必要です。
施主支給という1アクションを行うことで大幅値引きが期待でき、メリットが大きい反面、デメリットも少なからずあり、嫌がる業者がいることも事実です。
施主支給をしっかり理解して自分に合った方法を選び、双方が気持よくキッチンリフォームできるよう準備しましょう。
あなたのキッチンリフォームが素敵なものになりますよう祈っています。
施主支給についてもっと詳しく知りたいあなたはこちらの動画をご視聴ください。
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