クリナップのラクエラがフルモデルチェンジし、9月より発売が開始されていることを知っていますか。
ラクエラといえば性能が良く、しかもお手頃な価格で大人気のキッチンですので変更点が気になりますよね。
ラクエラの人気ぶりはリフォーム産業新聞が掲載している人気キッチンのNO.1に、長年君臨し続けていると聞いていますので、私も人気NO.1キッチンがどのようにモデルチェンジしたのかとても気になっています。
そこで今回はラクエラが今までとどう変わったのかを見ていきましょう。
現在ラクエラが気になっている方や、他メーカーと迷っている方は特に必見ですよ。
新ラクエラキャビネットの変更点は収納棚など主に4つ!
新ラクエラのキャビネット変更点は棚の数など主に4つあります。
- 2段収納から3段収納へ変更
- ディープ型食洗機搭載可能
- マグネフリーパネル
- コンセントの取り付け
モデルチェンジ点を把握することは、現在のトレンドや便利な機能が分かってこれからのキッチン選びの参考になります。
早速細かく紹介していきますよ。
ラクエラの一番大きな変更点は収納棚
ラクエラの大きな変更点は収納で、収納力が格段にアップしています。
クリナップのラクエラといえば、今まで下段収納を広くとった2段引き出しの構成でしたが、今回のフルモデルチェンジにより3段の引き出しへと変更されました。
他メーカーのキッチンでは3段収納がほとんどなので、今までそうでなかったのはなんだか意外ですよね。
収納の方式が変わったことで見た目も大分印象が違います。
新ラクエラは、現在のトレンドを柔軟に取り入れて3段収納にしたことで、収納力が格段にアップしています。
やはりキッチン周りの収納は大容量の方が便利です。
特に仕事から帰った後の食事作りは、時間もなく大忙しなので、手の届く範囲に必要なものが全て収納できるということはうれしいですね。
新ラクエラはディープ型食洗機が収納可能に
新ラクエラは今まで不可能であったディープ型の食洗機が設置できるようになりました。
旧ラクエラは下段収納を大きくとっていたことより上段スペースが狭く、浅型の食洗機しか付けられませんでした。
新ラクエラは3段後構成にフルモデルチェンジしたことにより、上中段のスペースが広くなったことでディープ型の食洗機が収納可能となったのです。
私の家は大人2人に子どもが3人なので食器の量が多く、朝出勤までの時間も余裕がないので、1度にたくさんの量が洗える食洗機は重宝しそうです。
まさに今の家族構成や生活スタイルに合ったモデルチェンジといえますね。
新ラクエラはマグネフリーパネルが付けられる
新ラクエラは収納扉面にマグネフリーパネルを付けて収納を自分好みにカスタムできます。
マグネフリーパネルというのはその名の通り、マグネットがつく素材でできたパネルです。
マグネフリーパネルを扉側につけることで、マグネット式の収納機器を自由に取付け、自分の使いやすい収納システムが作れます。
キッチン周りはどうしても大きさがバラバラなものや細かいものがあふれてしまうので散らかりがちですよね。
整理されていないキッチンだと、必要なときに必要なものが出てこずイライラするなんてことも・・・
新ラクエラはマグネフリーパネルをつけることでそんなお悩みを解決しました。
ホームセンターや100均でもマグネット製品が豊富に取り扱ってあるので、お得に自分好みの収納スペースを作れるのは魅力的ですね。
新ラクエラはコンセントも取付可能
新ラクエラはコンセントの取り付けができるようになっています。
クリナップの中級価格帯と高級価格帯キッチンにはすでにコンセントの取り付けが可能でした。
高グレードキッチンのコンセントの需要が多いことより、この度ラクエラにもコンセントの取り付けが可能となったのです。
普及価格帯のキッチンにも高グレードと同じ製品が付けられるなんてありがたいですよね。
確かにキッチン周りにはコンセントがありますが、炊飯器や電子レンジなどの大きな電化製品に使われてしまっている家庭が多いのではないでしょうか。
私もミキサーやケトルなどのちょっとした電化製品を使いたいときに、自らコンセントのある場所へ道具を持って移動しなければならず、面倒くさいと思うことが多々あります。
キッチン自体にコンセントがついていると、効率よく料理ができ、時短にもなってうれしいですね。
次の章はキャビネット以外の変更点をご紹介しますよ。
新ラクエラは天板や扉の形や色も変化!
新ラクエラは天板の形が変化し、天板や扉色に新色が仲間入りしています。
- 天板の形がシャープに
- 人造大理石にフォスキアグレーが追加
- 扉は7色が新色
キャビネット変更による見た目の変化も大きいですが、ワークトップや扉色も変わるとなるとさらに大きな変化ですね。
ワークトップの縁が丸型からシャープへ
新ラクエラは、ワークトップの縁が丸型だったものが角ばったものに変更され、よりシャープなデザインとなっています。
天板をシャープなデザインにすることにより他のインテリアとの調和がとれ、トータルバランスが良くなります。
細かい部分にも注目してしっかり改善するところがさすがクリナップさんといったところですよね。
人造大理石天板アクリストンに新色追加
新ラクエラは、人造大理石天板のアクリストンに新色であるフォスキアグレーが追加されています。
従来の色に加えて仲間入りしたフォスキアグレーは、今はやりのグレー色を取り入れたものです。
濃いグレーやホワイト、木目にも合わせやすく、おしゃれ色として注目を集めています。
キッチンは色が違うだけでも個性がでるので、自分らしいキッチンができると思うとなんだかワクワクしますね。
新ラクエラは扉カラーも新色あり
新ラクエラは扉カラーも新色が7色追加されています。
グランドシリーズ | コンフォートシリーズ |
チークホワイトクロレ | トッコアンティーク |
ウォールナットブロック | トッコモカクリーム |
ルーナストーンダーク | トッコアッシュブルー |
トッコアイアングレー |
自然素材を取り入れた木目や石目、艶消しマット調などを幅広く取り入れ、今までより選べる幅が広がっています。
驚きなのが、旧ラクエラの扉色は全部で30色ありました。
新ラクエラは新色7色が加わったにも関わらず全部で26色となっています。
おや?なぜ減っているの?そう思われた方もいるでしょう。
ラクエラは人気色をしっかり取り入れる半面、トレンドではなくなった色は廃止するという新陳代謝をしっかり行っているのです。
クリナップさんのお客様の声や流行をしっかり聞いて取り入れる姿勢には感心してしまいますね。
新ラクエラにもデュアルトップ対面を採用!
高グレードキッチンに採用されているデュアルトップ対面が今回よりラクエラにも採用されています。
デュアルトップ対面はクリナップさんが展開している対面キッチンです。
旧ラクエラはデュアルトップ対面が採用されていなかったため、対面キッチンにしたい際には後付けで大工さんに依頼しなければなりませんでした。
新ラクエラでデュアルトップ対面が採用されたことにより、より空間としてのデザイン性が向上され、統一感のあるキッチンが実現できるようになったのです。
中級価格帯のステディア、高級価格帯のセントロにはすでにデュアルトップ対面が展開されていましたが、上記2つと違いラクエラは選択肢に限りがあるため注意しましょう。
デュアルトップ対面の高さ | ダイニング側タイプ | 色 |
ロータイプのみ | オープンタイプのみ | 4色 |
まとめ
- 新ラクエラのキャビネット変更点は棚の数など主に4つ
- 新ラクエラは天板の形が変化し、天板や扉色に新色が仲間入り
- 高グレードキッチンに採用されているデュアルトップ対面が今回よりラクエラにも採用
ラクエラはトレンドやお客様の声を取り入れ、より使いやすく楽しく使えるキッチンへとモデルチェンジしました。
誰もがうれしい大容量収納や色のバージョンなど、気になる変更点が盛りだくさんでしたね。
気になるあなたはぜひお近くのショールームで確認してみましょう。
水廻専科のYouTubeでもラクエラについて解説していますのでぜひこちらもご覧ください